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発信時間： 2011-05-19 10:38:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は、現在困難な状況にある日本に対する助力の一つとして、日本への旅行制限の緩和を表明した。習近平氏は「中国政府は非常に中日関係を重要視しており、我々は日本とさらに政治的信頼を深め、各分野での交流、協力体制を強化していきたいと思っている。両国の国民感情がよくなり、センシティブな問題を適切に処理することが出来れば、中日関係をもっと進めることが出来る。来年は中日国交回復40周年の佳節にあたり、よい環境、条件を創っていきたい。」と述べている。中国がこのように善意を注ぎ続けているということははっきりしているのだから、今後の中日関係改善のよい機会になることを望むものだ。

中国は建設中の大国で、経済や社会の成長には安定した周囲の環境が必要だ。これは重大な国家的利益である。中日関係は双方にとって極めて重要なのだ。中国の成長、アメリカの「アジア復権」、ロシアの東進戦略、朝鮮半島の複雑な情勢、東北アジア地域を複雑で不安定にしている要素はたくさんある。中国にとっては、日本との関係維持がもっとも重要であるし、日本にとっても同様だ。過度にアメリカに依存するのは孤立を招く。中国の国家リーダーが日本と震災復興の分野での協力関係強化を何度も表明しているのは、信頼強化、相互成長のチャンスととらえているからであり、双方にとっても得がたいチャンスといえる。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年5月19日

 

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