大震災から3カ月 被災者メンタルケアが不可欠に

大震災から3カ月 被災者メンタルケアが不可欠に。 それより前に公開された政府の情報によると、震災から3カ月経った今、原発事故による精神的な苦痛を訴える人が多くなっているという。国立精神・神経医療センター精神保健研究所が今年発布した自殺対策白書によると、被災者の多くが長期的に精神的な苦痛を味わっているが、症状としてはうつ病よりは軽いものである、と述べている…

タグ: 震災 避難 求職 自殺 行方不明

発信時間: 2011-06-13 11:37:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

被災者のメンタルケアが不可欠に

それより前に公開された政府の情報によると、震災から3カ月経った今、原発事故による精神的な苦痛を訴える人が多くなっているという。

国立精神・神経医療センター精神保健研究所が今年発布した自殺対策白書によると、被災者の多くが長期的に精神的な苦痛を味わっているが、症状としてはうつ病よりは軽いものである、と述べている。白書には「生存者は誰もが罪責の念にかられます。同じように必死で逃げた人の中には遺体となって発見された人も多いからです。損傷した遺体を確認した時の悲しみややり切れなさが、生存者を慢性的なうつ状態にさせることも多々見られます」と書かれている。

報告には、政府は何らかの措置を講じて、生存者に対するメンタルヘルスケアを行ない、専門医師の診断や治療を受ける機会を提供すべきである、と述べている。日本の人口約1億2,800万人中、毎年3万人以上が自殺で自分の命を絶っている。自殺率は世界でも上位にあり、先進国の中ではトップに立っている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月13日

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