第2ステップは「着陸する」
第2段階の実施期間は2007年-2010年と定められている。月面に軟着陸する機器を打ち上げ、地球外天体への着陸技術を確立する。
月面の巡回探査を行う機器を搭載し、軟着陸を行うと共に月面の巡回探査を行い、着陸地点の地形、地質構造、岩石の化学・鉱物成分及び月面の環境を調査するほか、月の石の調査及びサンプル分析、太陽-地球-月の宇宙環境観測、月ベースからの天文観測などを行う。
具体的には、月面に着陸する月面車およびロボットを通じて着陸地点の岩石・鉱物成分を調査し、着陸地点の熱流と周囲の環境を測定、高解像度撮影と月の石の調査又はサンプル分析を通じて月面基地建設の場所選定に向け、月面の化学・物理パラメータを取得する。
第3ステップは「戻る」
第3段階の実施期間は2011年-2020年と定められている。月面に軟着陸する機器を打ち上げ、地球外天体から地球への帰還技術を確立する。月のサンプルを採集し、地球に持ち帰る。地球上でサンプルの分析と研究を行い、地球-月システムの起源及び変化への認識を深める。目標は、月面の巡回探査とサンプルの持ち帰り(サンプルリターン)だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月24日