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中日専門家が教育で交流 子供は遊びで成長
発信時間: 2007-11-21 | チャイナネット

「日本の幼稚園児は、裸足で川に入って魚を捕まえるなど戸外でさまざまな遊びを体験することができる。中国のこれまでの教育に対する考え方では、子供が思い切り遊ぶことを好まない傾向にある。我々は児童の心身の発達により大きな関心を払うべきだ」長沙師範専科学校でこのほど行われた「中日就学前教育学術交流会」には、中日両国から児童教育の専門家と学者が集まり、両国の幼児教育理念を紹介し学術交流を深め、中国の就学前教育改革に多くのヒントを与えた。「長沙晩報」が伝えた。

交流会では、サイバー子ども学研究所の所長で東京大学名誉教授の小林登氏が、子供たちが常に必要としているのは喜びに満ちた生活だと訴えた。また、芸術教育研究所の多田千尋所長は、児童期は人格形成にとって土台となる時期であり、この時期に思い切り遊ぶことは非常に大切だと語った。

華東師範大学の就学前・特殊教育学院の朱家雄教授は、幼稚園の教諭にとって必要なのは、子供を理解すること、真善美の3要素を備えた適切なカリキュラムを組むこと、自分の教育方法を反省できるようになることだと述べた。

「人民網日本語版」2007年11月21日

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