チャイナデイリーネットによると、日本の大型宮廷劇『大奥』がまもなく湖南衛星テレビで放映されるという。同ドラマは日本、香港でそれぞれ放映され、高視聴率をとって「大奥ブーム」が引き起こされたという。

「大奥」とは、江戸幕府の将軍とその夫人、側室、女官たちの住居で、その閉ざされた場で一生を過ごす女官たちは、激しい権力闘争のなかで生活していた。同ドラマは、大奥の女性たちの権力争いを主軸とし、「大奥明治篇」「大奥第一章」「大奥華の乱」の３部に分かれている。第1部が日本で初放映されたあと、そのストーリーや豪華なセット、衣装などで好評を博したという。

湖南衛星テレビ総編集室の李浩主任は、「『大奥』のような宮廷劇は、中国の視聴者にとって珍しいものではなく、こうした表面に現れない水面下の激しい戦いは、『金枝欲孽』『チャングムの誓い』『女人天下』などでも馴染みがある。これらのドラマに比べ、日本の宮廷劇の女性はさらに優雅で内に秘めた強さをもっており、静をもって動を制するという感がある」と語った。

「北京週報日本語版」2008年3月6日