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「平山郁夫芸術展」が中国美術館で開催
発信時間: 2008-04-18 | チャイナネット

中国美術館では中日平和友好条約締結30周年を記念して、4月18日から26日にかけて「平山郁夫芸術展」が開催される。17日午後に行われた開幕式には、賈慶林全国政治協商会議主席や村山富市前首相一行が出席した。

平山郁夫画伯

 

開幕式に出席した村山富市前首相と賈慶林全国政治協商会議主席

今回の展覧会のテーマは、「東洋と西洋文化交流の交差点――シルクロードの輝き」。平山画伯の生涯のテーマである仏教伝来やシルクロードへの思い、文化を通して、中国と日本の友好への思いが一貫したストーリーで展観されている。

出展作は、シルクロードの西の終着点であるフォロ・ロマーノに向かって東から西へ向かうキャラバンを描いた作品を中心に、中国、イスタンブール、韓国、日本を描いた作品や、32歳の時にユネスコ・フェローシップで留学した、イタリアやフランスの風景を描いたスケッチなど、平山画伯の40数年にわたる作品42点と、ヨーロッパを描いた絵巻4点を加えた46点。

平山画伯が初めてシルクロードを訪れたのは1966年。それから130回以上、画伯はその地に赴いた。シルクロードの文化は、日本の独自の文化を築き上げるために大いに貢献したとされるが、学生の頃から日本文化や日本美術とは何かというテーマを追い求めてきた画伯は、シルクロードの各地に残る遺跡の中に、日本文化の源流を見出したという。

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