第四中学校の高校2年7組の王皓宇さんは、取材を受けた際、「今回日本へ修学旅行に行く時には、日本の伝統的な祭日のイベントや日本民族とはどんな民族かを知りたい。そして、日本の国民のまじめさを見たいし、その精神を自分自身も身につけて、これから勉強をよくするつもりだ」と語った。
また、王皓宇さんのクラスメートである朱一涛さんは、「私の両親はこの修学旅行に非常に賛成している。日本のことをぜんぜん知らない私は、修学旅行を通じて、日本のいろいろなことを知ることになると思う」と、とてもうれしそうに話していた。
また、北京第四中学校の修学旅行をサポートする中国国際旅行社総社・日本部修学旅行科の馬莉科長は、修学旅行のスケジュールについて、「今回は二つのコースがあり、一つは東京、横浜、箱根、名古屋で、もう一つは福岡、大阪、長崎、大分だ。出発日は5月31日、6月1日、6月2日と三つに分けている。そして、6日間の修学旅行の中で、社会実践活動、観光、学校交流活動やフリータイムなどを設けている」と語った。
馬莉科長はこの修学旅行を計画するきっかけについて、「うちの会社は最初、中国へ修学旅行にくる日本の学校を接待していたが、これからは、中国の学生たちを日本へ修学旅行に送ることができればいいなと、考えるようになった。若いうちに外国に行けば、観察の視点も成人とは異なる。この年齢の学生たちは素直で、お互いにすぐに打ち解けて交流ができる」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年5月27日
|