崔大使は中国政府を代表して資料を受け取り、中国を援助する日本政府と各方面の人たちに対して感謝の意を表して次のように述べた。

｢四川大地震に対して日本側が行った全ては、胡錦涛主席の訪日の積極的な影響を反映し、両国関係発展の良好なきっかけを示している。そして両国国民が互いに力を合わせて困難を乗り越える気持ちも具体的に表しており、両国国民の距離が近づいた。現在、被災地は、次第に復興と再建の段階に入り、この方面で豊かな経験を持つ日本が贈ってくれた資料は、とても貴重なものである。両国は防災や震災の減少、震災復興などの面で協力し、両国国民の相互理解や友情を深めて、両国の戦略的互恵関係を推し進めていくことを願っている｣

日本側が贈呈した資料は、「阪神・淡路震災復興戦略ビジョン」や、震災後10年を検証した「復興１０年総括検証・提言報告」などの4種類。

｢チャイナネット｣2008年6月13日