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北京人芸劇院の「ハムレット」 監督に浅利慶太氏
発信時間: 2008-07-25 | チャイナネット

北京人芸(北京人民芸術劇院)の下半期の重点プログラムとなる「ハムレット」のスタッフとキャストがこのほど、正式に決まった。国際交流の性質を持つ今回の公演では、日本の「劇団四季」の芸術総監督を務める浅利慶太氏が監督に就任した。北京人民芸術劇院の演劇の指揮を日本人監督が執るのは今回が初めて。「新華網」が伝えた。

「ハムレット」の台本は英若誠氏の翻訳を土台に作られ、浅利監督も劇中の7つのシーンに手を加えた。もともとの台本は3分の1に削られ、ストーリーはさらにシンプルで整ったものとなり、劇中の葛藤がより強く表現されるようになった。

今回の公演では国際協力も注目されている。「劇団四季」はアジア最大の劇団の1つで、「ハムレット」の初演は1968年。その後もレパートリーとしてしばしば公演され、現在までに600回余りの公演が重ねられている。

「英国が発明し、日本が加工し、中国が製造した」と評される今回の公演は、10月初旬の国慶節に北京人民芸術劇院に登場し、計14回の公演を行う予定だ。

「人民網日本語版」2008年7月25日

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