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中日関係の方向に関わる日本の次期首相選出
発信時間: 2008-09-04 | チャイナネット

福田康夫首相の辞任表明は、日本の政治界に大きな影響を与えるだけでなく、中日関係にも変化をもたらすのではないかと考えられている。

 

野党の民主党代表選挙は21日、自民党の総裁選は10日に告示され22日に投票が行われる。今の情勢では自民党の総裁には麻生太郎氏、民主党は小沢一郎氏が選ばれる可能性が高い。

 

福田首相の後任は、幹事長の麻生太郎氏がなる可能性が大きいが、自民党内で支持率が高い麻生太郎氏が、民主党を打ち負かすことができるかどうかは大きな疑問だ。

 

日本のマスコミが最近行った世論調査によると、G8サミット閉幕後、民主党を中心とする政権に賛成の人は4.9ポイント増の45.3%で、自民党を中心とした政権に賛成だったのは、3.9ポイント減の31.2%だった。自民党内には、次の衆議院総選挙で自民党議員が100人減り、民主党が350の議席を取る可能性があると考える人もいる。

 

もし自民党総裁選に麻生氏が選ばれれば、衆議院総選挙が行われる前の数カ月、麻生氏は首相として、福田首相の辞任で延期された中日韓首脳会合や、10月に北京で開催されるアジア・ヨーロッパ会議の第7回首脳会議に出席する。もし自民党と公明党が選挙で勝利すれば、麻生氏は再び日本の首相として、中長期的に中日関係に対応し-なければならない。

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