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日米諸国の中国パンダ、年収は100万ドル
発信時間: 2008-10-21 | チャイナネット

「梅梅」と子どもの降浜、秋浜(2004年6月28日 日本和歌山市白浜野生動物園)
 

中国で2頭、日本で8頭の合わせて10頭の赤ちゃんを出産した人気パンダの梅梅(メイメイ)が、16日に病気で死亡した。

成都パンダ基地動物病院の蘭景超院長は、梅梅とペアになった永明は、最初に海外に渡った四川省のペアのパンダで、今までに成都パンダ基地の13頭のパンダと、中国パンダ保護研究センターのパンダ13頭、合計26頭の四川省パンダが海外で飼育されており、2004年より14頭増えたと明らかにした。

中国パンダ保護研究センターの専門家は、海外のパンダたちは快適な暮らしをしており、「給料」をもらうこともできるという。中国と相手国が結んだ『パンダ協力協議』に基づいて、海外で飼育されているパンダやその子どもは全て中国に属し、特定の年齢に達すると中国に返還しなければならない。

臥竜自然保護区資源管理局の関係者によると、相手国の経済状況によってパンダの「給料」も違い、例えば米国や日本、オーストリアの場合はペアで年収約100万ドル、タイの創創と霊慧は27万ドル。赤ちゃんを出産した場合は祝儀も出る。例えば、梅梅と永明は2000年と2001年に続けて2頭のパンダを生み、日本政府は奨励のための費用を出した。米国政府も1999年8月21日に華美が生まれ時に、中国に「協力奨励金」を支給している。

これらの「給料」や賞金は全て、パンダの生息地の保護や建設、野外での科学研究、宣伝教育に使われている。

「チャイナネット」2008年10月21日

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