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日本が上海万博出展に調印 日本館のデザインも発表
発信時間: 2008-10-29 | チャイナネット

日本館のデザイン。

日本政府は28日、2010年上海国際博覧会(万博)の主催者と出展契約を結び、日本館の設計案を発表した。「中国新聞社」が伝えた。

日本側によると、2005年の愛知万博で見どころとなった知能ロボットが、上海万博でもお目見えするかもしれないという。

日本展示エリアの総代表で、経済産業省顧問の塚本弘氏は、「日本館は『心の和、技の和』をテーマとし、6000平方メートルの敷地に、日本の伝統と現代の特色を融合させた内容を紹介。ドームの外側は太陽エネルギー発電のできる軽量膜で覆い、内側には循環型浄水処理など数多くの環境にやさしい最新技術を取り付ける」と説明した。

塚本氏は、「日本がこれまで出展してきた各国の万博の中でも、上海万博の日本館は前例にないほど最大規模なものだ」と説明。「日本政府が上海万博を重視しているだけでなく、日本企業ないしは日本の全国民も非常に注目している」と話した。

今回初公開された日本館のデザインを見てみると、色はシルバーを基調とし、ドーム型のその内部は過去・現在・未来の三部の展示構成となっており、遣唐使や漢字、古代建築など中国と関わりの深い要素も盛り込まれている。塚本氏によると、世界各地からの参観者に本場の日本料理も振舞う予定だという。

国際博覧会は150年余りの歴史を持つ。日本はこれまでに5回のさまざまな万博を開催しており、なかでも最も有名なのが、70年代に行われた大阪万博と前回の愛知万博だ。国際博覧会(BIE)の主要加盟国でもある日本には数多くの「万博ファン」もいる。

 「人民網日本語版」2008年10月29日

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