在日中国科学技術者連盟(ACSEJ)は20日、設立15周年記念集の出版式典を東京で行った。同連盟の楊克倹会長は、「中日両国の友好交流と協力強化に向けて今後も努力していきたい」とあいさつした。
同連盟はこの15年間、寛容かつ開放的に日本社会に立脚し溶け込むという活動理念を通じ、友好活動のほかにも、中日両国の一部の地方政府と具体的な協力に取り組むまでになり、徐々に成熟していく過程をたどってきた。
今回の式典には、在日中国大使館の孫建明・教育担当公使参事官、阮湘平・科学技術担当公使参事官、許沢友・総領事が出席し、あいさつした。3人とも同連盟の中日友好交流への積極的な貢献を高く評価。在日中国人の団結と発展、それに中日両国の民間友好交流の強化に向け、更なる貢献を期待するとした。
在日中国科学技術者連盟は日本在住の科学技術者が1993年に発足した民間団体。日本でいち早く設立された、最も長い歴史をもつ中国科学技術者団体のひとつ。現在主に日本の各大学、研究所、大企業に勤める1500人余りの会員を擁している。設立から15年間、中日の科学技術界の友好交流に尽力し、日本の川崎市や中国の南京市など両国地方政府の関係部門と協力関係を築いている。
「人民網日本語版」2008年12月21日 |