ホーム>>中日両国>>社会
江蘇省連雲港 旧日本軍の軍用地図を発見
発信時間: 2008-12-31 | チャイナネット

江蘇省連雲港市でこのほど、旧日本軍が中国侵略時に使用していた携帯軍用地図が見つかった。同市の档案局(資料局)の職員によると、この地図は同市で行われた資料・文献募集活動の中で、市民から提供されたものという。

地図は折りたたみ式で、折りたたんだサイズは長さ14センチ、幅8センチ。13枚の地図が描かれており、1枚目は中国全土の地図で、2枚目から12枚目は省・区ごとの地図、13枚目は外モンゴルの地図となっている。

地図の記号一覧の中には、一般の地図にあるものの他に、空軍基地、飛行場、灯台、ラジオ局、鉱物の場所など特殊な記号が入っている。このことから、この地図が価値の高い軍用地図であったことが分かる。初期的な考証によると、この地図の製作者は木崎純一という名で、軍公認の防諜地図製図連盟のメンバーだった。同地図は日本がまさに中国を全面的に侵略していた昭和15年(1940年)に出版され、国が配給したものという。

「人民網日本語版」 2008年12月31日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 湖南省長沙-大阪を結ぶ直行便が開通

· 新聞大国日本が「新聞の存続危機」に直面

· 中国人の目に映った訪中の高校生③ホームステイ

· 大卒の元エリートOL、養豚業で大成功 日本に出荷も

· 「日本人の中国語作文コンクール」、受賞者が決定