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09年中国自動車市場、独日の競争が激化
発信時間: 2009-02-24 | チャイナネット

日系はゴージャス感重視、独系は科学技術を重視

独系車と日系車の特徴は大きく異なり、中国国内の販売状況にも大きな相違がみられる。現在、A0クラス、Aクラス、Bクラスの三大自動車市場において、大きなシェアを占めるのはいずれも日系車だ。日系車は外観やゴージャス感で優位に立ち、市場を急速に拡大している。一方、独系車は日系車に押されて、これまでに築きあげた市場的基盤を維持するのが難しくなっている。

B級市場の状況はさらに深刻で、日系車が圧倒的なシェアを占めている。

独系車の外観デザインは既存車の延長または発展で、たとえばパサート(バツ薩特)はB5シリーズからB6シリーズまで一貫したスタイルを維持し、マゴタン(邁騰)のデザインもこれを継承しつつ発展させたものとなっており、日系車ほど注目を集めることはない。張総経理によれば「現在の発展状況からみて、独系車は日系車の特徴を学習しつつあり、たとえば価格11万8800元のボーラ(宝来)のマニュアル車新車には、本革シート、6枚CDチェンジャー、後方衝突防止装置(バックアップコリジョンプリベンション)といった消費者に喜ばれる機能が搭載されている」という。

自動車アナリストの賈新光さんによると、日系メーカーはゴージャス感に重点を置き、科学技術はその次で、独系メーカーと比較して大きな弱点をかかえているといえる。重要な新しい技術はいつも欧州か北米で生まれる。技術的にみれば、マゴタンはアコード(雅閣)やカムリ(凱美瑞)を大きく引き離している。

また賈さんによると、日系車には技術的な弱点があるため、ゴージャス感ばかりを追求するのだという。一方、ドイツ車は引き続き実用性や耐久性を原則とし、豪華な装備を過剰に追求することはない。

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