日本の外務省の関係者は24日に東京で、「麻生首相が29日と30日に中国を訪問した時は、中日両国の青年企業家の交流メカニズムの創立や、両国間の第3世代携帯電(3G)の技術協力強化などについて中国の指導者と意見を交換する」と明らかにした。
外務省の関係者は、麻生首相の今回の訪中は、日中両国間の指導者の対話継続や両国指導者の信頼、協力の促進、日中戦略互恵関係の一層の発展促進で重要な意義があると考えている。
麻生首相は中国指導者との会談で、中日両国の青年企業家の交流メカニズムの創設を示し、また第3世代携帯電話を代表する情報通信分野での両国間の技術協力などを討議する。また両国の省エネルギーや環境保護分野での協力も今までどおり中日両国指導者の会談の重要な内容で、麻生首相の訪中期間中に具体的な協力計画を制定する見込みだ。
第3世代携帯電話の先進技術がある日本企業は、ここ数年、第2世代携帯電話(2G)が一般的な中国市場で大敗し、NEC、松下、京セラなど日本の代表的な携帯電話製造企業が次々と中国市場から撤退した。
今年は北京で先ず第3世代携帯電話が普及し、順調に全国で普及すれば、日本の企業は改めて希望を見出すことができる。今回の麻生首相の訪中は、世界金融危機で深刻な影響を受けた日本の通信産業のために、前もって様子を探る重要な任務を担っている。
「チャイナネット」2009年4月29日 |