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麻生首相が敗戦の日に反省、不戦の誓いを新たに
発信時間: 2009-08-17 | チャイナネット

「全国戦没者追悼式」で、全国の戦没者の位牌に頭を下げる麻生首相

8月15日は日本の敗戦の日だ。日本政府は同日、東京の日本武道館で「全国戦没者追悼式」を行った。麻生太郎首相は第2次世界大戦時に日本から多大な被害を受けたアジアの人々に対して「深い反省」を表明するとともに、戦争の教訓を次世代に継承していくことを求めた。式典には天皇夫妻も出席した。「新京報」が伝えた。

式典には日本各界の代表と戦没者の遺族6000人が出席し、第2次世界大戦で死亡した310万人の日本人を「追悼」し、平和の誓いを行った。

麻生首相は式辞で、第2次世界大戦で被害を受けたアジア各国の人々に対して深い反省を表明。「わが国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えております。わたしは国民を代表して、(これに対し)深い反省とともに、犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します」と述べた。

麻生首相はまた、日本は悲惨な戦争の教訓を忘れてはならず、次の世代に継承していかなければならないと表明した。さらに「不戦の誓い」を引き続き堅持し、世界各国と友好関係を保っていくと強調。「世界の各国や各地域との友好関係が、日本の安全と安定を支えていることを、決して忘れてはなりません」と述べた。

だが、第2次世界大戦で死亡した日本人に言及した際は、彼らが「日本を愛し、家族を愛する理念の導きの下で亡くなられた」とも発言した。

天皇も式辞で「戦争の惨禍が再び繰り返されては決してなりません」と表明した。

「人民網日本語版」2009年8月17日

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