ホーム>>中日両国>>経済
青島ビール、アサヒビールの株式保有率を制限
発信時間: 2009-08-28 | チャイナネット

青島ビール株式公司は27日、同社の主要株主の一つであるアサヒビールグループと同社が「戦略的協力合意」を締結したことを発表した。アサヒビールはこの中で、青島ビールによる書面での同意がない限り、アサヒビールの青島ビール株の保有率をいかなる状況でも19.99%を超えるものとしないことを約束した。関係者によると、アサヒビールの株式比率の制限は、アサヒビールによるコントロールを回避するための青島ビールの防衛措置となる。「北京商報」が伝えた。

 

青島ビールの発表によると、合意書では、アサヒビールが希薄化防止権を持つことも定められた。青島ビールがH株とA株を新たに発行する場合、アサヒビールは、必要な数のH株を増やし保有株式の希薄化を防ぐ権利を持つ。その場合にも、株式比率は19.99%を超えてはならないとされた。またアサヒビールの保有株式比率が15%未満となった時には、希薄化防止権はなくなる。

 

アサヒビールはさらに、協力合意の有効期間中、青島ビールをアサヒビールの中国ビール業での唯一の戦略協力パートナーとすることにも合意した。

「人民網日本語版」2009年8月28日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· ソニー・エリクソン、中国を開発と清算の重心に

· 上海文化財産権交易所、初の海外進出は日本

· トヨタ車68万台がリコール 車窓制御部分に欠陥

· 広州と天津の豊田、69万台の自動車をリコール

· 中国、輸出入両方で日本最大の貿易相手に