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9月13日、東京星期日漢語角(日曜中国語サークル)の第106回交流会が開かれた。(段躍中氏撮影) |
9月13日、日本僑報社が創設した星期日漢語角(日曜中国語サークル)は東京西池袋公園において第106回の交流会を開いた。日本僑報社編集長で日本湖南人会会長である段躍中氏は、交流会の中で「新しい中国の誕生60周年を記念してオンラインジャーナル『漢語角』第一号を9月13日に東京で創刊した。」と発表した。
説明によると、国際標準逐次刊行物番号ISSN1884-3042を保有し、150頁を超す『漢語角』創刊号には、2007年以来、中日両国の主要メディアで報じられた「漢語角」に関する報道と、「漢語角」の場で講演を行った日中各界の著名人の記録が収められている。内容が豊富で、写真や文章も盛りだくさんに掲載され、日中2カ国語を使用しており、読者に大変好評である。
星期日漢語角(日曜中国語サークル)の創始者である段躍中氏はオンラインジャーナル『漢語角』創刊号に、『中国人のいる所ならどこでも「漢語角」を作れる』と題する創刊の辞を発表した。
創刊の辞は以下の通り。
新中国誕生60周年を目前に、「漢語角」の交流活動を専門に報じる日中2カ国語オンラインジャーナル『漢語角』を東京で創刊した。星期日漢語角(日曜中国語サークル)の創始者として、心からの喜びを感じている。『漢語角』が、中国文化や中日友好交流のニュースを広く伝え、公共外交に新しい成果をもたらすための原動力となり、ひいては世界平和に貢献するよう祈っている。
「漢語角」が2007年8月5日に東京西池袋公園で誕生して、すでに106回の交流活動が開かれた。この2年間を振り返ると、感慨もひとしおである。皆さんの協力により、「漢語角」はゼロから始まった。少なかった参加者も増え、すでに中日民間交流として有名なサークルとなったことを大変嬉しく思う。「漢語角」活動に協力してくださる中日両国の友人たちと、参加者の皆さんに謝意を表したい。
先日埼玉で2カ所目の「漢語角」を立ち上げたが、今後さらに京都、静岡、名古屋、山梨などでの立ち上げも考えている。これから数年をかけて、日本の47都道府県に1つずつ「漢語角」を作ることは、私の夢の1つであり、中日友好に貢献する具体的な方法の1つである。この夢を実現するために、私の更なる努力が必要なことはもちろん、ボランティア精神に富む更に多くの中日両国の友人たちが協力して努力することも必要だと考える。こうした活動は中国語を学ぶ日本人だけでなく中日民間交流の「漢語角」にとっても利益となり、回を重ねるごとに質も向上し、益々盛んになっていくに違いない。
一滴の水でも太陽の光を反射して輝くことができる。「漢語角」という窓から中日交流の未来をうかがい知ることができる。「漢語角」の参加者が増えるほど、両国の関係は更に良くなり、両国の人々の気持ちの理解もさらに深まる。私が心から願うのは、「漢語角」に参加する日本の友人が、そこでの交流を通じて中国語のレベルを上げるだけでなく、多くの優れた中国の友人と知り合いになり、心と心の交流を通じて素晴らしい思い出をつくり、より多くの成果をあげることだ。
『漢語角』への皆さんの投稿を歓迎すると共に、「漢語角」交流会に直接参加できない友人に是非このオンラインジャーナルを紹介していただきたい。
新中国誕生60周年と同時に、日本も政権交代を迎えた。全く新しい『漢語角』は時代と共に歩み、皆さんと共に精一杯励む。私たちと一緒に努力していこう。
最後に、私は「世界中のいたる所に中国人がいる」という有名な言葉を思い起こす。「漢語角」への期待をこめてこの言葉を引用し、中国人のいる所ならどこでも「漢語角」を作れると述べたい。「漢語角」は日本で花開くにとどまらず、世界中で実を結ぶだろう。広大な海外の中国人たちが共に努力し、「漢語角」を中国と世界の友好的交流の新しいステージとして築き上げるよう期待する。
「人民網日本語版」2009年9月15日