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鳩山幸夫人の少女時代
発信時間: 2009-10-12 | チャイナネット

中日韓首脳会談に出席する鳩山由紀夫首相に伴い訪中した日本の新しいファーストレディ・鳩山幸夫人は、10日朝に北京日本人学校を訪れ、生徒たちに音楽の授業を行った。

鳩山幸夫人「小さい時は活発な性格」

まず川村校長が「『ようこそ、鳩山レストランへ』や『鳩山家の愛情ごはん』『楽楽宣言』など、料理や子育てに関する本を多く出しています」と幸夫人を紹介し、学生会の小見山会長は「総理夫人は宝塚や世界でも活躍されており、これほど有名な方がいらっしゃるということで、生徒たちはとても興奮しています」と歓迎の言葉を述べた。

幸夫人は中国語で「こんにちは、鳩山幸です」とあいさつし、自分の少女時代の話をした。「私がみなさんと同じ年の頃はとても活発な性格で、先生方は私のような自由奔放な生徒がいることに悩んでいました。そしていつも学校から電話がかかってきて、母が学校に行き注意を受けていましたが、母は家に帰って来てもどんなことで注意を受けたのか一言も言わなかったので、私はいつも通り元気に学校に通っていられました」

生徒たちが校歌「小さな火花」を歌うと、幸夫人は「とてもすばらしい」と賞賛。そのあとは楽しそうな表情で生徒たちと一緒に「翼をください」を歌い、「皆さんが大きくなったらほかの人を思いやり、感謝の気持ちを持って友愛の社会を作ってください」と言った。

会場を離れる時には握手を求める生徒たちに囲まれ、生徒に話しかけながら握手をして別れを惜しみ、最後には一人の生徒から自分の気持ちを綴った「幸夫人へ」という手紙を受け取った。

福田貴代子夫人も訪れた北京日本人学校

北京日本人学校には、福田康夫元首相の妻である貴代子夫人も2007年末に訪れている。

北京日本人学校は1976年に中国初の日本国大使館付属の日本人学校として発足し、今まで在籍した生徒は合わせて1万553人。校歌は団伊玖麿氏作曲による「小さな火花」で、このタイトルは『毛沢東選集』の一節―である「小さな火花でも野原を焼くことができる(星星之火可以燎原)」からきているという。ちなみに団伊玖麿氏は鳩山家と親戚関係にある。

今、同校には小学部と中学部の合わせて600人の学生が学んでおり、世界にある日本人学校の中では10番目に大きい日本人学校だ。

「チャイナネット」 2009年10月12日

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