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梅蘭芳生誕115周年 「京劇の花」展が東京で好評
発信時間: 2009-10-21 | チャイナネット

新中国成立60周年、京劇俳優の梅蘭芳(1894~1961年)の生誕115周年、また梅蘭芳の初来日公演から90周年にあたる今年、日中友好会館と中国対外文化交流協会、梅蘭芳記念館が主催した「京劇の花 梅蘭芳」展が、東京の日中友好会館美術館で10月26日まで開催されている。

20日には在日本中国大使館の崔天凱大使や参議院の江田五月議長夫婦が展覧会に訪れ、崔天凱大使は「大師風範永存 人民世代友好(大師の風格が永く後世に残り、両国国民の友好が世々代々に続く)」、江田議長は「美に感動」と書き記した。

「大師風範永存 人民世代友好」と書く崔天凱大使
 

「美に感動」と記す江田議長
 

この展覧会では、北京にある梅蘭芳記念館の所蔵品3万点の中から、梅蘭芳の生涯や芸術、功績、人格をうかがい知ることが出来る124点が展示されている。

展覧会を見る崔天凱大使と江田議長

 

展示品の中には清時代に描かれた皇室用演劇絵画「虹霓関」や「群英会」、乾隆帝時代(1711~1799年)の「瞼譜図」、近代中国画壇の巨匠である徐悲鴻が梅蘭芳を描いた「天女散花図」、呉昌碩が梅蘭芳を賞賛して書いた書など、史的資料としても芸術的にも価値の高い貴重な品々が多く見られる。

この展覧会を見に訪れた迫田八重子さんは「梅蘭芳氏のことは今回の展示会を見るまで知りませんでしたが、中国の京劇が大好きなので必ず見たいと思っていました。梅蘭芳の生涯や京劇の芸術性を紹介した資料や、展示されている愛用の舞台衣装などを見ると、本当にすごい人だなあと思います。もしまだ生きていて東京で公演することがあれば見てみたかったです」と残念そうに話す。

「チャイナネット」 2009年10月21日

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