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旧日本軍731部隊の被害者遺族、日本側に補償要請
発信時間: 2009-10-22 | チャイナネット

旧日本軍731部隊が使用したペスト菌で親族が死亡したと訴えている被害者の遺族、湖南省の徐万智さん(68)ら3人が21日、日本の衆参両院議長を訪ね、日本政府に謝罪と損害賠償のほか、細菌戦に関する資料の公開を求めた。

徐さんは日本政府に損害賠償を求めた訴訟の原告代表で、これまでに2回日本を訪問している。訴訟は07年5月に敗訴した。記者会見では涙を流しながら「裁判で日本は歴史的事実と認めたのに、私たちは敗訴した。日本政府は被害者や遺族にこれまで補償もしてこなかった。日本の新政権に補償を求めたい」と話した。

横路孝弘衆院議長は徐さんらと面会し、「日本政府がいまだ戦争に対する総括をしていないのが問題だ。国会で真剣に議論し、日本人の手で戦後補償問題を解決しなければならない」と答えた。

徐さんは「今回の対応は以前よりもよく、中身のある内容が多かった。日本政府が少しでも実質的な作業をしてくれれば、ありがたい」と期待を示した。徐さんら一行は北海道、岩手、東京、愛媛で証言周回を開き、26日に帰国する予定。

「人民網日本語版」2009年10月22日

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