ダライが中国とインド両国間で争議があるチベット南部地区を訪問する。インドを困らせないために、ダライは特に日本で政治的な準備を行っている。「環球時報」が8日に伝えた。AFPの報道によると、ダライは先週金曜日に東京に到着、1週間の日本訪問を行った後、8日に中国とインド間で領土の争議のあるチベット南部地区を訪問する。
ダライは10月31日に東京で記者会見を行い、次のように述べている。「中国の抗議に驚いている。1962年に中国人民解放軍は既に(タワンに)進入し占領し、その後インドが彼らを追い返して中国政府は最終的に戦闘をやめて撤退しているのだから、訪問するのに何の問題があるのだろうか。」ダライのこの発言は、国境の領土紛争の問題でインドの主張への支持を暗示するものだとAFPは述べている。
写真は2009年4月、日本・東京の成田空港の記者会見現場。