ホーム>>中日両国>>経済
トヨタ社長「安全管理の強化が急務」
発信時間: 2010-02-24 | チャイナネット

『日本経済新聞』の23日の報道によると、トヨタ自動車の豊田章男社長はこのほど、「大規模リコール問題の教訓として、安全管理を強化することが現在の急務だ」と語った。

米議会の公聴会に参加するため訪米中の豊田社長は22日、『ウォールストリート・ジャーナル』(電子版)に寄稿した文章の中で、ここ数年、技術的な問題にばかり注目し、顧客の声に十分耳を傾けていなかったことを認めた。

また、『基本に立ち戻る時』と題されたこの文章の中で、豊田社長は、「最近、プリウス(PRIUS)とレクサス(LEXUS)の大規模リコールはトヨタにとって恥だ。ここから真剣に教訓を汲み取り、経営方式の抜本的な転換を行いたい」との決意を示した。

また、問題の再発をいかに防ぐかについては、「顧客の苦情対応体制を見直し、アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれた際、ブレーキを優先する技術を取り入れるなど一連の措置により、品質向上に取り組む」と語った。

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年2月24日

  関連記事

· トヨタの危機管理を問う大規模リコール問題

· トヨタの「リコール隠し」が露呈

· トヨタ・リコール問題で、日本政府が制度見直し

· 日本国土交通省、自動車リコール制度を見直しへ

· トヨタ、リコール事件で市場を西から東へ移転か

  同コラムの最新記事

· 日本国土交通省、自動車リコール制度を見直しへ

· トヨタ、リコール事件で市場を西から東へ移転か

· トヨタ自動車社長、米公聴会に出席へ

· 日銀、インフレ目標の導入に慎重

· 日本、中国抜き米国債保有でトップ