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中日歴史共同研究:千里の道も一歩から
発信時間: 2010-03-02 | チャイナネット

中日歴史共同研究の第1期報告書が2月初めに発表された。初会合からちょうど3年が経っていた。

報告書の発表について、日本の平野博文官房長官は会見で「歴史は歴史。政治は未来志向でいく。双方は各自の立場に立って議論を行ったのであり、異なる結論が導き出されることもある」と述べた。日本外務省高官は、日中間には歴史問題で頻繁に感情的対立が生じ、不信感がもたらされていることに触れ、報告書を発表できたこと自体が大きな成果との認識を示した。

第2次世界大戦で敵国同士だったフランスとドイツの歴史共同研究は半世紀以上にわたり続けられた。これを考えれば、中日歴史共同研究は千里の道の一歩を踏み出したのだと言えよう。

「人民網日本語版」2010年3月2日

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