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中日歴史共同研究委員会第4回会議が閉幕
発信時間: 2009-12-25 | チャイナネット

中日歴史共同研究委員会第4回全体会議が東京で24日行われた。会議の後、中日歴史共同研究報告書を発表した。

会議の記者会見で、中国の首席委員でもある社会科学院近代史研究所の歩平所長は「過去3年間、双方はこの会議を4回行った。歴史的な問題が長期間にわたって積み重ねられてきたもので、3年間で全部解決することができなかった。一部の問題で依然として食い違いがあり、論争をし続けているが、これはお互いの理解増進にもプラスとなる」と述べた上で、旧日本軍の侵略戦争について、歩平所長は「双方は旧日本軍の侵略戦争が中国人民に大きな被害をもたらしたことを認めた。これはこの問題を共同研究する基礎だ」と強調した。

これに対して、日本の首席委員である東京大学の北岡伸一教授は「3年間の共同研究の中で、双方は両国関係を発展させていく熱望を持って、素直に意見を交換し、冷静で客観的に学術的検討を行ってきた。これによって、双方の相互理解が深まった」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年12月25日

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