岩田さんは今回の中国訪問の目的を「謝罪、絶食三日、日本僧、岩田」と書いた(5月23日)
岩田さんが盧溝橋で謝罪するというこの行動は、日本軍の中国侵略戦争の犯罪行為に対する懺悔である
頭を地につける岩田さん
74歳の日本人僧侶の岩田隆造は23日午後、盧溝橋で何度もひざまずいて地に頭をつけ、70年以上前の日本軍の中国侵略戦争の犯罪行為を懺悔した。
岩田さんが盧溝橋に来たのは23日午後2時半頃で、「謝罪」と書いた白い布を最も目立つところに置き、「謝罪、絶食三日、日本僧、岩田」と書いた紙を広げた。そして靴を脱ぎ、ひざまずいて頭を地面につけ、立ち上がり、頭を上げて仰ぎ見、両手を合わせて合掌し、再び頭を地面につけるという動作を繰り返す岩田さんの表情は、冷静で真剣だった。
この場所を離れる前に岩田さんは、盧溝橋に向って詠唱し、深々と頭を下げた。
「チャイナネット」 2010年5月25日