文＝コラムニスト･中川幸司

今日「成人の日」１４日の都内は大雪の一日となりました。

空の便だけでなく、JR・私鉄の鉄道網も麻痺してしまい、ひさしぶりに大きく公共交通機関が乱れた東京（首都圏）です。北京は雨がふりますとすぐに交通麻痺となりますが、それに比べればこれだけ公共交通機関が街の隅から隅へと発達しているにもかかわらず東京は比較的「雨に強い」都市であると思います。しかし、そんな東京も雪には弱かったようです。

また本日は、各地で成人式の式典がおこなわれましたが、女性の新成人のみなさんは、雪の積もった道路の上で、晴れ着でスッテンコロリンなどという気の毒な目にあわれたかたもいらっしゃったかもしれません。それでも、成人式の記念日が「大雪」というのも良い思い出になるのではないでしょうか。改めまして、成人式を迎えられたみなさまおめでとうございます！

中国では成人年齢は１８歳になりますが、今日そんな「若者」に着目してみます。

僕が中国で生活していて知見を得た中国の新成人以上の年齢の方々（学生、２０代、３０代の若年層）が集まると、必ずといっていいほどおこなわれるレクリエーションについてです。

例えば、もっとも代表的なものはカラオケであります。

中国の若年層のみなさんと交流するときに僕もよく誘われます。日本と同じようなボックスに区切られたカラオケ店に到着すれば、中国語の曲がカラオケシステムのほとんど占めている上に、そもそもカラオケに日本でもあまり行かない僕にとっては、微妙にお付き合いしづらい空間となってしまったりします。そんな時は、僕は日本ではあまり味わうことのない薄い甘い味のポップコーン菓子（微妙に油っぽいですが、塩気のあるバターではありません、なんらかの油脂と甘味料の味付けです。）と、フルーツの盛り合わせをひとりでパクついております。そんな僕の個人的な趣向はともかく、一般的にはカラオケは日本人のみなさんも中国人のみなさんと一緒に楽しめるレクリエーションであることは間違いないでしょう。