福田康夫元首相へ表敬訪問した姚儷瑾さん。段躍中撮影
日本僑報社・日中交流研究所主催の第10回「中国人の日本語作文コンクール」で最優秀賞(日本大使賞)を受賞した上海・東華大学の姚儷瑾(よう・れいきん)さんが副賞の「日本1週間」で2月1日から8日まで、初めて日本を訪れました。
福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、自民党の高村正彦副総裁をはじめ城内実外務副大臣への表敬訪問、国会議員との懇談、NHKラジオ出演、日本記者クラブでの会見など、各界の人々とさまざまな交流を深めました。
※ 前半日程のもよう http://duan.jp/news/jp/20150205.htm
2月4日午前は、参院の輿石東副議長を表敬訪問。姚さんの受賞作などを収めた『「御宅(オタク)」と呼ばれても』(日本僑報社刊)を進呈したほか、受賞について報告しました。
同日午後は、都内の事務所に福田元首相を表敬訪問し、日本語作文コンクールのもようや日ごろの日本語学習の成果などについて報告。福田元首相から激励の言葉をいただきました。
続いて、外務省に城内副大臣を表敬訪問。副大臣からは、今回の受賞に対するお祝いの言葉に続き「日中関係がいかなる状況にあっても、若者同士の相互交流は極めて重要。日本政府としても青少年交流を大変重視している。将来は日中両国の架け橋として活躍されることを期待する」などと励ましの言葉をいただきました。翌日の外務省公式サイトは、下記の報告を掲載されました。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/c_m1/cn/page3_001089.html
その後、都内で開かれた国会議員との懇談会に出席。近藤昭一衆院議員(元環境副大臣)、西田実仁参院議員、菊田真紀子衆院議員(元外務大臣政務官)ら約30人と和やかに交流を深めました。席上、姚さんは「日本人は皆やさしく、街もきれいです。夢は記者になること。今、大学3年生ですが、卒業したら日本の大学院に留学したい」などとあいさつ。
近藤議員は「日中関係は政治的にはよくないと言われているが、人と人は仲良く交流しており、多くの人が友好を進めたいと考えている。作文コンクールは有意義であり、どの応募作品も上手で感心している」などと感想を述べられました。
※ レコードチャイナ配信記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150205-00000039-rcdc-cn
※ 池袋テレビ動画配信
http://ikebukurotv.com/people/20-pplint/1352-ppl20150205sptaka
5日午前は、自民党の高村正彦副総裁、また鳩山由紀夫元首相をそれぞれ表敬訪問。
『「御宅(オタク)」と呼ばれても』(日本僑報社刊)を進呈し、最優秀賞受賞や初来日の印象などを報告しました。
5日午後は、都内霞が関の文化庁を訪れ、青柳正規長官に最優秀賞受賞を報告。その後、千葉商科大学の島田晴雄学長を訪ね、受賞作品集を進呈するとともに、中国での日本語学習事情などについて親しく懇談しました。夕方、NHKラジオ第1「私も一言!夕方ニュース」に生出演しました。
※ 姚儷瑾さん訪日写真特集 http://duan.jp/jp/10.ppt