中国人民抗日戦争記念館を訪れた来場者が7月26日、日本軍の中国人労働者に対する残酷な扱いに関する展示に目を向ける。
「偉大なる勝利、歴史的貢献」展示会の展示内容には、大きなガラスのケースがあった。その中には、在日愛国華僑の陳焜旺氏が寄贈した、中国人労働者の日本における状況に関する、日本の外務省が整理した405通の公文書が陳列されていた。この黄ばんだ公文書には、日本の35社の企業による373通の報告書、外務省の32通の報告書および付属する公文書が含まれる。1943年4月から1945年5月に中国から日本に強制連行された労働者の、氏名、契約書、死亡診断書などが記されている。
これらの公文書は、日本軍に強制連行された中国人労働者の血と涙を記録している。長年が経過した今日も、中国を侵略した日本軍の暴行をはっきり数え上げることができる。