10月17日、北京中華世紀壇当代芸術館劇場で、｢中日集中文化交流月――日本岩手県民俗芸能の公演｣が行われ、岩手県の踊り子が中国の観客の前で｢鹿踊｣、｢虎舞｣、｢鬼剣舞｣を披露した。

ユーラシアプレートと環太平洋プレートが交わる場所にある日本は、地震の多発国である。2011年3月11日に発生した東日本大震災は、関東から関西まで広範囲で揺れが感じられた。地震に伴う津波は300キロ近くの海岸地域の都市、村に被害をもたらし、死傷者と行方不明者は1万8000人に達した。

地震から4年半が経った現在も震災後の再建が続いているが、20万人がまだ避難生活を続けている。地元住民が各地に避難し、地域が解体されつつある中での民俗芸能には非常に重要な意義がある。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年10月19日