「吉里吉里虎舞」は、「虎は一日に千里行って千里帰る」という諺から、漁師の無事生還を願う虎を模した舞いが岩手県沿岸部の漁民に広がり伝承されている。祭りでは、虎舞をしながら家々を回る「門打ち」が行われ、虎の荒々しさと威厳で悪霊退散などを願う。