岩崎さんは中国で自転車を無くした時のエピソードを例に挙げた。「中国で自転車を無くした外国人が通報すしたところ、警察が一生懸命捜索して探し出してくれたというニュースを思い出し、自分も試してみることにした。110番通報し、“親切な対応”を期待して、自分が外国人であることをなるべくすぐにわかってもらうためにわざと下手な中国語で説明し、日本人だと伝えた。その後到着した警察官は無愛想この上なかったが、私が中国語が話せる日本人であると知ったとたん、態度が一変、とても親切になった。派出所にパトカーで向かう途中も、その警察官は『派出所という制度は日本から学んだんだ』と嬉しそうに話していた。自転車は結局見つからなかったものの、楽しい通報体験ができたと同時に、日本人だからといって敵視したり排斥したりするどころか、むしろ友好的で、敬意のようなものまで感じた」。
岩崎还对记者讲述了在中国丢自行车之后的经历。他看到过报道,说外国人在中国丢自行车后很快被找到,于是也抱着试试看的心情报了警。与“110”通话时,为了表示自己是外国人,岩崎特意把中文说得“不太标准”。很快,接警中心派出的民警就赶到了现场。在得知他是日本人并把中文说得这么好后,民警表示了对他的敬佩,态度也好了许多。在去派出所立案的路上,民警还主动和岩崎攀谈起来,并告诉他,派出所这个制度就是当初从日本学来的。虽然自行车最终没能找到,但岩崎说,这是一次非常愉快的报警经历,也证明其实更多的中国老百姓对日本人是很友好而非敌对或排斥的,这也是只有在中国的日本人才能体会到的友好感情。