真実の証拠で引き裂かれた記憶を埋める
中国外文局の陸彩榮副局長
中国外文局の陸彩榮副局長は、「松岡環女史の『南京 引き裂かれた記憶』の出版はより多くの読者に日本人作家の目に映る南京大虐殺を知ってもらい、歴史を銘記し、国恥を忘れず、平和・正義を守ることに努めてもらうためである」とスピーチした。また、より多くの有識者が中日友好の大きな趨勢に加わり、軍国主義や拡張主義に反対し、世界平和を守ることを望むとし、松岡環女史の正義と平和を守るための努力に感謝の意を示した。
新世界出版社の王君校社長は『南京 引き裂かれた記憶』中国語版の導入のいきさつについて述べ、同書の出版を通して引き裂かれた南京の記憶が長い歴史において、真実の証拠や証言により中日両国の民衆の間、歴史教育を埋め、最終的に未来につながる平和の道になることを望むとした。