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japanese.china.org.cn |10. 04. 2022 |
EV産業の実務協力と共同成長に期待 名古屋で中日共催ビジネスセミナー
タグ: EV産業
中国国際放送局 | 2022-04-10
「激動する自動車業界における成長戦略」と題した中日共催ビジネスセミナーが8日、名古屋市内の会場と中国国内から参加するパネラーをオンラインで結んで開催されました。同セミナーは中日国交正常化が今年で50周年となる中、中国駐名古屋総領事館と野村証券が共同で主催したものです。「中国企業に聞く、カーボンニュートラルの未来に向けて」というサブタイトルの下、中国新興EVメーカーの比亜迪(BYD)と蔚来汽車(NIO)の代表らが講演を行い、対話に参加しました。
名古屋会場の様子
中国の新エネルギー車の製造・販売台数が2021年では、前の年に比べて1.6倍増え350万台に躍進したのに続き、2022年には500万台に上ると中国自動車工業協会(CAAM)は予測しています。
セミナーに出席した比亜迪(BYD)はEV大手で、車載電池の製造・外販も手がけています。同社の日本現地法人・ビーワイディージャパン株式会社の劉学亮社長によりますと、2021年現在、BYDのEV車両は6大陸、70以上の国・地域の400都市を走っていて、累計販売台数は60万3783台に上っています。この中には、日本の14都道府県に納入された電気バス64台も含まれていて、これまでに30トンのCO2削減に貢献したということです。劉氏はまた、BYDが安全な車載電池の開発を心掛けていて、今後、自社製品の日系カーメーカーへの提供にも意欲を示していることを明らかにしました。