国防部新聞局副局長、国防部報道官の張暁剛氏は16日、最近の軍側関連の問題について情報を発表した。
記者からは「日本政府の消息筋によると、日本はフィリピン軍に沿岸監視レーダーなどの海域状況監視能力を高める装備品を供与する方針だという。メディアは、日比は安保協力の強化で中国への抑止力を求めていると論じた。これについてはどのように論評するか」との質問があった。張氏は次のように回答した。
我々は関連する動向に注意している。関連国間の防衛協力は第3者の利益を損ねるべきではなく、地域の平和と安全に害を及ぼすべきではないと強調する必要がある。日本側は近年、国内の平和憲法に背き専守防衛の原則を突破し、武器装備品を持続的に輸出し、軍拡の道を歩み続けている。さらには「小グループ」を抱き込み南中国海をかき乱そうと愚かにも企み、戦後の国際秩序を覆そうとし、日増しにアジア太平洋の不安定要素になっている。これは地域諸国および国際社会が厳重警戒する必要がある。我々は日本側に対して、軍事安全分野で言動を慎み、地域の平和と安定の維持に資することをするよう求める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月17日