日本海上自衛隊は、オーストラリア、イタリア、ドイツ、フランス各国海軍と27−29日、関東南方から沖縄東方の海域で共同訓練を実施したと発表した。欧州各国との連携強化をアピールする狙いがあった。日本の共同通信が31日、日本海上自衛隊からの情報として伝えた。
軍事専門家は、「公表された演習内容を分析すると、今回の5カ国による合同演習は主に伝統的な安全分野に焦点を絞った。日本は西側諸国と合同艦隊をつくり、日本の近海で軍事訓練を行うことで、NATOの一部の加盟国との協力を強化しようとする姿勢をアピールできる。その重点は相互融合だ」と分析した。
今回の演習は米国が参加しなかったように見えるが、実際には常に米国の影がつきまとった。また日本が今回主導した多国籍合同演習が、米国の「インド太平洋戦略」を推し進めるものであることは間違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月2日