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日本で「パンダが不在」に=日本メディア

中国網日本語版  |  2025-12-16

日本で「パンダが不在」に=日本メディア。

タグ:パンダ 日本

発信時間:2025-12-16 10:47:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「列島でパンダが不在となる」。毎日新聞の報道によると、東京都は15日、上野動物園の双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ(暁暁)」と「レイレイ(蕾蕾)」が来年1月下旬に中国に返還されると発表した。最終観覧日は1月25日。返還後、日本は半世紀ぶりに「パンダが不在」の状況に陥る。「環球時報」が伝えた。

共同通信の報道によると、日本が中国からジャイアントパンダを借用し飼育を始めたのは1972年。日中国交正常化を記念し、パンダの「ランラン(蘭蘭)」と「カンカン(康康)」が上野動物園にやってきた。人々はパンダの姿を一目見ようと長蛇の列を作り、一大ブームを巻き起こした。その後、日本各地の動物園がこぞってパンダを借用した。報道では、高市早苗首相の「台湾有事」発言が日中関係を悪化させ、新たなパンダの借用は実現の見込みが立たなくなったとしている。国民から愛されてきた日中「友好の象徴」であるパンダの姿が、日本から消えることになる。

共同通信はまた、上野動物園近くの商店街の人々が15日、「これからパンダが見られなくなるのは本当に残念だ」などと嘆きの声を漏らしたと報じている。急速に冷え込む日中関係を踏まえ、多くの人が「もうパンダを借りられないかもしれない」と考え、落胆している。千葉県柏市から商店街に買い物に来た70代女性は悲観的にこう語った。「パンダは友好の象徴だと思う。だから本当にもう一度レンタルしてほしいと願っているが、今の状況では難しいだろう」

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年12月16日

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