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改革のポイント
1.国営企業の改革を深化させる
2.財産権保護制度の改革を強化する
3.財政と金融体制改革を推進する
4.年金保険制度改革を推進する
5.“一帯一路”戦略を推進する
6.部門間の統一的按配システムを完備する
7.重大改革のグランドデザインに沿って行動する

都市と農村の協調的発展
人間を中心とする新型の都市化を健康的に推進するため、「農民工」の市民化を促進させる。地域間の発展バランスをさらに良好なものにしていく。

三去一降一補
「三去一降一補」(生産調整、在庫調整、債務圧縮、コストダウン、弱い部分の補強)は2017年も引き続き、供給サイドの構造改革とマクロ経済発展の健全性を支える政策体系になる。

供給サイドの構造改革
供給サイドの構造改革のゴールはニーズを満たすことであり、改革の方向性は供給の質の向上にある。改革の深化こそが解決の道となる。

不動産市場
マクロでは通貨を注視し、ミクロでは融資政策を通じて(自らが住むための)住宅購入を支える。投機的住宅購入に対しては融資の流れを厳格に管理する。

実体経済
2017年の経済工作で重要なのは、実体経済を十分に回復・発展させることであり、品質と核心的競争力を向上させることである。イノベーション志向の発展を続けていく。

「三農」工作
第一にグリーンで上質な農産物の供給増加を重視すること。第二に「三権分置」(農村の土地権利を所有権、請負権、経営権の3つの権利に分けて扱うこと)の方法で土地利用を明確にすること。第三に農村の権利制度の改革を深化させること。

穏中求進
「穏中求進」(安定を前提としながら前へ進む)は、国を治めるための重要な原則である。また現在と今後の経済工作を順調に進めるための方法論でもある。

マクロ政策
2017年のマクロ調整は、安定性が要求され、基盤自体に大きな変更はできない。引き続き積極的な財政政策と安定的な通貨政策の両軸で進められる。

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