2017年の中国経済にかかわるキーワード
2017年は第13次五カ年計画を実現させるために重要な年となる。供給サイドの改革が深まる一年となろう。中央経済工作会議は、安定を維持した事業促進を基調としながら、新たな発展理念を樹立・貫徹させる決意を示している。経済発展の「新常態」を的確に把握し、リーダーシップを取りながら、発展の品質・効率の向上を進め、安定的で健康的な経済発展と社会の安定を促進させていく。
「改革のポイント」
1.国営企業の改革を深化させる
2.財産権保護制度の改革を強化する
3.財政と金融体制改革を推進する
4.年金保険制度改革を推進する
5.“一帯一路”戦略を推進する
6.部門間の統一的按配システムを完備する
7.重大改革のグランドデザインに沿って行動する
中央経済工作会議は、「経済工作をしっかり実行し、第18回中央委員会第6次全体会議の精神をしっかりと把握しながら、“従厳治党(厳しく党を統治する)”の要求を指導者の工作業務を通じて体現させる」ことを強調した。また、各レベルの指導者、特に高級幹部は、党中央の経済政策の決定の実行が政治責任を伴い、党中央が決めた方針は必ず実行するべきものであり、党中央が決めた改革方針は必ず実現さなければならないことも強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月3日