新華社通信によると、青海大地震の震源地である玉樹県で、歴史的寺院・禅古寺に保存されていたチベット仏教の文化財の6割近くが保護された。
地震発生後、解放軍と治安部隊は連日、禅古寺に対して救援活動を続け、寺院の経典、布製の仏教絵画・「タンカ」など6割近くを保護した。中には、1000年あまりの歴史を持つ貴重な仏像もある。現在、主要建築物は損傷が大きく、倒壊する恐れがある。
禅古寺は12世紀に建てられ、凡そ700年の歴史があります。震災で、今も大量の文化財がまだがれきの下に埋もれている。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月27日