中国衛生・計画出産委員会は3月31日、上海市と安徽省でH7N9型鳥インフルエンザに3人が感染したと発表した。これは中国での鳥インフルエンザの発端となった。今回感染が確認された鳥インフルエンザウイルスは、中国の法定報告伝染病監測報告システムには組み入れられておらず、また同ウイルスに対応するワクチンは、国内外で開発されていない。中国政府は、H7N9型鳥インフルエンザの発生拡大に対する警戒に全力をあげており、状況に応じ有効な措置を講じ、国民の健康を守る構える。人民網日本語版は4月から、H7N9型鳥インフルエンザに注目し、関連報道と統計数字をそのつど更新していく。
「人民網日本語版」2013年4月30日