北京市では6日、信号を無視した歩行者と自転車利用者からの罰金徴収が始まった。同日朝、新華社記者は、平安大街地安門、北京軍区総医院北門、両広路・牛街の各交差点の3カ所に分かれ、交通警察による罰則の執行状況を現場リポートした。歩行者の多くは、信号が赤に替わると足を止めたが、警官に制止されてバツが悪そうな面持ちの歩行者もいた。信号無視行為に対する厳罰化に賛成であれ反対であれ、歩行者や交通管理協力員からは、「絶妙」なコメントが飛び出している。新華社が伝えた。
1.子どもの方が先生
史家小学校前の交差点。子供を送ってきたある保護者が「マナーをわきまえた外出という点では、子供に逆に教えられている」と語った。
2.道路を横断する時に見るのは?
両広路と牛街の交差点。「道路を渡る時に見るのは、信号ではなく、左右から走ってくる車」。赤信号を無視して道路を横断した人はこう語った。
3.法律違反は、罰せられて当然
交通管理協力員の多くが「信号無視はいかなる言い訳もできない」と口を揃えた。
4.罰金10元(約160円)は少なすぎる。50元(約800円)が妥当
信号無視に対する罰金徴収に賛成の立場をとる人の多くは、罰金額をもっと高くすべきだと思っている。