チーターは陸地で走るスピードが最も速い動物で、走る姿は魅力的で、スピードはすさまじいものがある。イギリスの「デイリー・メール」はこのほど、南アフリカで共に生活する2頭の子チーターと2人の子供の心温まる写真を発表した。
写真には、2人の子供と一緒にドライブしたり、遊んだりする2頭の子チーターの姿が写っている。愛称はそれぞれ「ワコ」と「シゲラ」で、飼い主は3歳の男の子のマレンちゃんと1歳の妹のケラちゃんである。
子チーターの「ワコ」と「シゲラ」は、2012年に南アフリカの西ケープタウンにある野生動物園で生まれた。母親は一度に4頭の赤ちゃんを生んだが、一般的に下の子の世話をするため、「ワコ」と「シゲラ」はマラちゃんの両親に引き取られた。時間が経つうちに、2頭と一家の間に親密な友情が芽生えた。
2頭の子チーターは2人の子供とおもちゃを共用し、同じ両親の愛を受けて成長している。母親のキムさんは、「子供にミルクを温めるとき、子チーターにもミルクを温めてあげ、4人の『子供』を一緒に育てている」と話した。
父親のヘオンさんは、チーターにエサの取り方を教え、再び大自然に帰す準備をしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月10日