火星移住計画が中国でボランティアの募集を始めてから、世界からすでに8万人あまりの応募者が集まっている。その中、1万人余りが中国人で、全体の8分の1を占める。同計画の責任者は先週、取材を受けた際、計画の実施に弱音を吐き、計画の複雑さ想像をはるかに上回り、2023年に出発するのは難しいと発表した。その上記者の調査の結果、計画の本部があろうことかオランダにある賃貸アパートであることが発覚し、多くの中国人応募者を失望させた。中国人応募者はすでにこの計画に10万ドル余りを提供している。一部分の応募者は計画の雲行きが怪しいことから、返金を求めているものの、応じてもらえないという。メディアは、火星移住計画が詐欺の可能性が高いと見ており、中国人専門家は「計画はもともと怪しいもので、実現できないことは想像していた。、これは明らかな詐欺行為である」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月20日