1980年代生まれの若者は元気がないとの報道が議論を呼んでいることを受け、新京報などが調査を実施したところ、80年代生まれは「元気がある」とした人が約7割に上った。うち「元気がない人もいるが、元気がある人がほとんど」は49.3%、「とても元気がある」は20.3%となった。一方、「元気がない」は13.6%、「元気がある人もいるが、元気がない人がほとんど」は16.8%にとどまった。同紙は「80年代生まれの若者に元気がないというのは確かな結論ではない」と指摘している。
元気がないように見える理由については、「生活のストレスなど社会的要因」が76.5%、「性格など個人的な要因」が12.8%、「周囲の環境」が9.9%となった。生活のストレスが若者の元気に影響を及ぼしているとの見方が強い。
では、若者の元気に影響を与えているストレスとは具体的には何だろうか。「住宅価格」、「仕事上の競争」、「生活・経済的問題」が3大要因として挙がった。うち「住宅価格」は85.6%に上り、堂々の首位となった。
ストレス解消の方法については、「社会福祉の整備」(71.5%)、「ストレス対処法を身に付け、適応力を高める」(68.2%)、「社会環境にゆとりができれば、若者に成長の余地がもたらされる」(67.4%)などが挙がった。
このほか、元気に対する自己評価をほかの年齢層と比較した場合、80年代生まれの若者はほかの年齢層より低いことも分かった。(編集YT)
「人民網日本語版」2013年5月25日