茨城県内の核実験施設で23日に放射能漏れ事故が発生し、26日現在で30人が検査後に被曝を確認された。最大被曝量は1.7ミリシーベルトに達した。
日本原子力研究開発機構は26日、茨城県東海村の加速器実験施設「J-PARC」の放射能漏れ事故により、新たに24人の研究者が被曝を確認されたと発表した。これまで確認されていた4人を加え、26日現在で24人が被曝を確認された。最新の確認情報によると、24人の年齢は24−55歳の間で、男性22人、女性2人だった。そのうち7人の被曝量が0.1ミリシーベルト、4人が0.2ミリシーベルト、3人が0.4ミリシーベルト、1人が1.7ミリシーベルトだった。放射能漏れ事故の発生当時、計55人が事故原因となった施設の付近にいた。現在までに49人が被曝検査を受けており、残りの6人は27日に検査を受ける。
放射能漏れ発生の原因は、科学者の実験操作ミスによるものだ。事故が発生したのは23日昼だが、日本原子力研究開発機構は24日夜になりようやく政府に報告した。原子力規制委員会は25日早朝、メディアに同情報を公開した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月27日