台湾の中華航空と絵本作家ジミーの協力したボーイング747の特別塗装機「抱擁」が7日お目見えした。「大きな抱擁から始まる旅路」をテーマに、地球を抱きしめる子どもや、様々な動物の図案がジミーのきめ細かく、温かい筆致で描かれている。台湾・聯合報が伝えた。
台湾当局の葉匡時「交通相」によると中華航空は今後台湾の文化や創造性をテーマにした特別塗装機計20機を発表。台湾の芸術家が腕をふるった機体が世界の空を飛ぶ。
珍しくスーツではなく、塗装機の図案のTシャツを着た中華航空の孫洪祥会長は「ジミーは台湾の文化と創造性の誇り。今回の特別塗装機のテーマ『抱擁と愛』は普遍的価値だ。図案は地元のシロイルカ、アオウミガメからホッキョクグマ、ペンギンまであり、台湾を抱きしめ、さらに世界も抱きしめることを象徴している」と説明した。特別塗装機は今後5年間で20機発表。台湾「観光局」との協力で台湾観光とゆったりとした旅をテーマにした第2機目は年末に発表されるという。
「人民網日本語版」2013年6月11日