神舟10号が発射成功 海外メディアからも称賛の声

神舟10号が発射成功 海外メディアからも称賛の声。 神舟10号は13日に、ドッキング目標機「天宮1号」とのドッキングを試みる。任務が順調に完了すれば、中国大陸の「宇宙ステーション時代」への邁進を示すことになる。神舟10号の打ち上げ成功に伴い…

タグ: 神舟10号,ドッキング,天宮1号,科学技術力

発信時間: 2013-06-13 10:34:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

神舟10号は13日に、ドッキング目標機「天宮1号」とのドッキングを試みる。任務が順調に完了すれば、中国大陸の「宇宙ステーション時代」への邁進を示すことになる。

神舟10号の打ち上げ成功に伴い、海外からは中国の宇宙事業に対する称賛の声が相次いでいる。ロシア紙は中国を「宇宙帝国」と例えた。米International Business Times紙は11日、「本日は宇宙探査にとって、ワクワクさせられるような一日だ」と伝えた。

オーストラリアの宇宙アナリストのモーリス・ジョーンズ氏は米国の宇宙専門紙で、「我々は多くの神舟が打ち上げ準備をするのを何度も目撃しており、今後何が起きるかをよく知っている。神舟10号の打ち上げは、米コメディー俳優のビル・マーレイ氏の主演映画『恋はデジャ・ブ』に似ている。映画の主人公は毎朝目覚めると、伝統的なグラウンドホッグデーで似通った人と物事を繰り返す。映画の主人公と同じく、中国は毎回の発射の循環で、ますます良くなっている」と称賛した。同氏は記事の最後に、神舟10号が、神舟9号よりも安定した着地をすることを願った。

仏AFP通信は、「北京から見て、数十億ドルの宇宙事業は中国の世界における地位の向上、科学技術力の進歩の象徴であり、中国共産党が中国の運命を逆転させた象徴でもある」と伝えた。しかし米クリスチャン・サイエンス・モニター紙は、「中国の宇宙事業の発展で注目すべきは、米ソの冷戦時代よりも秩序あるリズムだ。過去10年間で10人の宇宙飛行士を宇宙に送り込み、中国の有人宇宙事業は常に前回よりも進歩している。楊利偉さんは2003年に軌道上で21時間23分滞在し、中国のジョン・グレンさん(米国で初めて地球の軌道に乗った宇宙飛行士)になった。ドッキング目標機・天宮1号の任務完了後、中国はさらに今年の遅い時期に天宮2号を打ち上げる予定だ。中国人が明確な目標を持ち行動している時に、米国ではまだNASAが今後歩むべき道について議論しているところだ」と報じた。

米THIS WEEK誌は「中国は宇宙競争でトップになったのか?」と題する記事の中で、「中国の有人宇宙事業は、米ソが1960−70年代に到達した節目を目指しているところだ。中国はさらに長い道を歩まなければならないが、中国の緩慢だが着実なやり方は、自国に見返りをもたらした。中国が政治安定を維持し、資金を注入し続ければ、他国より早く新たな最高点に達する可能性がある。将来的な月面基地の建設と火星探査は、中国にとって容易なことだ」と評価した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月13日

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