台湾の経済日報は8月26日、日本の文化産業はキャラクターやアニメのライセンス契約を通して海外利益を拡大していると伝えた。ハローキティで有名なサンリオと人気アニメ『機動戦士ガンダム』の制作会社のサンライズは、海外でのライセンス契約で利益を大幅に増やし、政府もコンテンツ産業の海外市場宣伝を「クール・ジャパン」戦略に組み込んだ。
日経新聞によると、サンリオは2013年度、3年連続となる最大利益を見込んでいる。アジアでハローキティをデザインに使った服などの商品の売り上げが増加し、営業利益は前年比5割増の43億円(約2.6億元)に達する見通し。
海外でのテーマパーク事業も拡大している。昨年秋、マレーシアに小規模のテーマパークをオープン。2014年には、海外初の「ハローキティパーク」が中国の浙江省にオープンする予定。
サンライズについては、『機動戦士ガンダム』をテーマとしたソーシャルゲームの営業利益が伸び、バンダイナムコなどから得た著作権収入も増加している。同社は香港、台湾、シンガポールなどで、キャラクターのライセンスを売り込む方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月26日